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<<   作成日時 : 2008/04/29 19:25   >>

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久しぶりに、新崎隆子先生の『通訳席から世界が見える』を読み直し
ました。

これは英語学習法の本ではないのですが、せっかくなのでここでは
「通訳になる前の英語勉強法」という章から2つの英語学習法を
ご紹介します。

まずは、電車勉強法。
とにかく「電車の窓から見える景色を英語に直す」練習法です。
新崎先生の場合は、「それが窓から消える前に英語にすること」
というルールを決めて行なったそうです。私の周りでもこの方法を
とったことのある人は多いですが、その中には週刊誌の中吊り
広告を英訳していたなんていう人もいます。

もう一つは、多読・濫読。
「辞書を引くのは1ページあたり3回までというルールで、200ページ
ぐらいの本を最低1週間に1冊読み終えるペース」で多読をした
そうです。始めは読み終わった1冊について「アメリカインディアンの
歴史に関する物語」だったなという程度にしかわからなかったのに、
「5冊目ぐらいになると格段に読むスピードが上が」り、「知らない
単語でもコンテキスト(文脈)から想像できるようになったし、後に
辞書で確認しても、おおむね自分の想像どおりということが増えて
いった」ということです。

新崎先生は、「誰でも努力をすれば必ず力は伸びる」から、「あれこれ
思う前にまず努力をしてみて、到達できたレベルに合った仕事を
探せばよいではないか」とおっしゃっています。通訳者を目指さない
までも何らかの形で英語力を向上させたいという方は、ぜひこの本を
読んでみてください。

新崎先生は現在第一線でご活躍されている通訳者ですが、まったく
海外経験がありません。そんな新崎先生のここでのお話は、大いに
励まされます。
通訳席から世界が見える (ちくまプリマーブックス)

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