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ひょんなことから両国にある江戸東京博物館に行った影響で、『なぜ、 江戸の庶民は時間に正確だったのか?』という本を手にとりました。 著者の山田順子さんは時代考証家。なんでも、「時代劇のストーリーや 台詞、セットや衣装、小道具などが舞台となった時代のものとして正しい のかどうかを判断し、分からない時には実際はどうだったかを調べる 仕事」なのだそうです。そのため、時代劇やクイズ番組などの裏話まで 含まれているのが特徴的です。 ところで私は人に「江戸っ子」と言われることがあります。今までは、 それは厳密には違うと思っていました。私の出身地は「江戸」には 入らないと考えていたからです。 この本には「どこからどこまでが江戸なのか」について書かれている 項目がありますが、それを読む限りでは微妙なところです。 というのも、実は時代によって治安や行政が変わったため、「江戸」と ひとくちに言っても正確な範囲の限定はなかなか難しいからです。 拡大する江戸の縄張り争いを収めようとした文政2年(1819年)に、 実際の地図上に線引きしてはっきりさせようとしたそうですが、その ころで言うと、私の出身地は「江戸」からはちょっと外れています。 また、「三代続けて江戸生まれ」というのが「江戸っ子」の条件だと 一般的には言われているそうです。このいわれについては聞いたことの ある方もいらっしゃるでしょうか。自分の出身地を「江戸」とみなす場合、 私は十分「江戸っ子」です。三代どころではないのですよ・・・。 こんな話から始まって、江戸町人の暮らしや女性について、将軍の 生活や大奥について、節の作法についてなど興味深い話が続きます。 中でも、江戸時代の結婚が何度でも再婚することが前提だったことや、 武士のお辞儀パターンが48もあったことには驚かされました。 冒頭に挙げた江戸東京博物館も、こうした雑学的な知識を仕入れて から見学したほうがもっと楽しめたような気がします。 なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか? 時代考証でみる江戸モノ65の謎(じっぴコンパクト) (じっぴコンパクト) (じっぴコンパクト) 実業之日本社 山田 順子 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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「ひ」と「し」
「江戸っ子」を見分けるには「ひ」と「し」を言わせてみればすぐにわかると 言われます。 ...続きを見る |
読書に映画、独学で英語 2008/08/13 21:35 |
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