脳の不思議

脳というのは、現代の科学技術をもってしてもまだ解明されていないことが多いそうです。

この度『パテカトルの万脳薬 脳はなにげに不公平』(池谷裕二著、朝日文庫)を読みましたが、新しい発見があったのはもちろんのこと、既知の情報でも新たなことが判明して変わっていたこともありました。

例えば、男女の脳の違いについてこんな記述があります。

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かつて、左右の半球をつなぐ脳梁は女性のほうが発達していると報告されたことがありました。これを根拠に「だから女はおしゃべりなのだ」と言われたこともあります。
  しかし、当時の実験は検体数も少なく、低精度でした。その後、慎重に再調査された結果、脳梁の太さに男女差がないことが証明されています。録音チップを用いた長時間調査でも「おしゃべり度」に男女差は認められていません。
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そうはいっても、やはり男女の違いはあるようで、

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  最近の研究によれば、脳の「形」にはほぼ性差はありませんが、脳の「使い方」に違いがあることが判明してきています。特に左右の脳活動に差が認められます。
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このあとに実際に二つの研究の例が示されています。その他、「外国語がペラペラになるかは遺伝子次第!?」、「手を握るだけで記憶力は上がる」など、興味深いトピックがたくさんあります。ひとつひとつのエッセイは短いので、すき間時間を使うことができるのもいいですね。興味のある方はぜひ読んでみてください。

パテカトルの万脳薬 脳はなにげに不公平 (朝日文庫)
朝日新聞出版
2019-05-13
池谷 裕二

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